Orthodontics 矯正歯科・小児矯正歯科

矯正歯科とは
どのような治療?

歯科矯正治療では、歯や顎の骨に力をかけてそれらをゆっくりと動かします。悪い歯並びを整え、機能的なかみ合わせを獲得し、バランスのとれたきれいな口元を作り出すための治療です。

機能的なかみ合わせを作ることは、「噛む」という機能を向上させるだけでなく、むし歯や歯周病、顎関節症の予防のためにも重要です。また、歯並びは口元の美しさや表情の成り立ちとも深い関わりがあります。

矯正歯科とはどのような治療?

当院がめざす矯正治療

当院のめざす矯正治療のゴールは、ただ見た目が美しいだけでなく、しっかりと噛めることを目標としています。

幅広い世代の患者様の矯正治療に対応しておりますので、お子様から大人の方まで、歯並びのお悩みは当院でご相談ください。

特にお子様は歯と顎の骨が発達段階にあるため、治療期間が短く、治療費も抑えられる傾向にあります。また、永久歯が生えそろう前に矯正治療を始めていただくことで、抜歯をせずに歯列を整えられる可能性が高まります。

当院がめざす矯正治療

当院の矯正治療の特徴

矯正医が治療を担当

矯正医が治療を担当

当院では、昭和医科大学に所属する矯正歯科治療を専門に行う歯科医師が、非常勤(月1回・第1水曜日15:00〜19:00)で治療を行っています。専門知識が豊富で、安心して矯正治療をおまかせいただけます。

総合的な歯科治療ができる

総合的な歯科治療ができる

なるべく非抜歯での矯正治療をめざしておりますが、どうしても歯を動かすスペースの確保が必要な場合は、抜歯を行うケースがあります。

矯正専門クリニックでは、抜歯が必要な場合にほかのクリニックに通う必要があります。しかし、当院では院長が抜歯に対応するなど、チーム医療で総合的な矯正治療を行っています。また、矯正期間中にむし歯ができた場合も、早期に治療に対応します。

対応できる矯正の種類

唇側矯正

ブラケット(ワイヤー)矯正装置により、歯に対して適切な方向に持続的な矯正力をかけやすい治療法です。

歯の裏側からブラケット(ワイヤー)矯正装置を装着する裏側矯正や、マウスピース型矯正装置を用いたマウスピース矯正も、目立ちにくい矯正治療として人気があります。しかし、一部の症例では適応とならない場合があります。

その点、歯の表側にブラケット(ワイヤー)矯正装置を装着する唇側矯正は、抜歯が必要な症例や難しい症例など、幅広いケースに対応できます。

唇側矯正のメリット

  • マウスピース矯正より低価格で治療を受けられます
  • マウスピース矯正や裏側矯正と比べて、治療期間が短い傾向にあります
  • 難しい症例にも対応できます
  • 治療効率の高い装置や技術を併用できるため、治療期間を短縮できます

唇側矯正のデメリット

  • ブラケットが舌に触れることにより、話しづらさや痛みが生じることがあります
  • 表側矯正でしか対応できない症例があります
唇側矯正

マウスピース矯正

透明なマウスピース型矯正装置を用いるため、付けていることがわかりにくいです。唇側矯正に比べて、笑ったときに装置が見えたりするマイナスイメージがないため、見た目をほとんど気にすることなく歯並びを整えることが可能です。

マウスピース矯正のメリット

  • 目立ちにくい装置で治療を行えます
  • 取り外しが可能なので、食事のときに食べかすが装置に詰まることがありません
  • ご自身でお掃除が可能なので衛生環境を保つことができます
  • 厚さが約0.5mmと薄く作られているので、話すときに違和感が生じにくいです
  • 矯正治療中もホワイトニングを行うことができます

マウスピース矯正のデメリット

  • 決まった時間を守って装着しないと、計画通りに歯が動かないことがあります
  • ブラケット(ワイヤー)矯正装置でしか対応できない症例があります
マウスピース矯正

矯正治療の流れ

  1. 矯正治療相談

    当院では、矯正治療相談は無料です。ただし完全予約制となりますので、当院ホームページからのWEB予約、もしくはお電話にて予約をお取りください。

    歯並びに関して気になるところや、悩んでいること、治療に関するご質問などお気軽にお話しください。

  2. 資料採得

    お口の状態を把握し、治療方針を決定するために、詳細な検査を行います。レントゲン撮影、口腔内とお顔の写真撮影、歯の模型の製作、咬合の検査など、治療計画に必要な資料を収集します。

  3. 治療方針の説明

    詳しい治療の方法や、治療期間の説明を行います。その上で、治療を始めるかどうかご検討ください。

    口腔内写真とお顔の写真、レントゲン画像をお見せしながら改善点をご説明します。治療方法と使用する装置、治療期間、必要があれば抜歯などの処置についても詳しくご説明します。また、治療費についてもわかりやすくご案内します。

  4. 矯正治療

    治療計画に従い、矯正装置を装着していきます。

    治療期間は症状によって異なりますが、装置の装着後、通常1ヶ月または2ヶ月に一度くらいの頻度で通院いただきます。通院の間隔は治療内容に応じて異なりますが、1回につき15~30分程度の時間で装置の調節などを行います。

  5. 装置の撤去(固定式装置の場合)

    きれいな歯並びになった段階で、歯を移動させるのにお世話になった固定式の装置を外します。

  6. 保定

    きれいな歯並びを維持するために、歯を安定させる装置「リテーナー」を装着します。

    全体的な矯正治療による歯の移動が終わると、歯の「後戻り」を予防するため、またはかみ合わせの安定を図るためにリテーナーと呼ばれる保定装置を使います。リテーナーは取り外しが可能なので、基本的に自己管理の期間になります。

お口の成長を考えた
小児矯正歯科

お口の成長を考えた小児矯正歯科

大切なお子様の成長は、保護者の方にとっては一番大事なことと言っても過言ではないでしょう。

歯列矯正には、歯並びを整えるだけでなく、骨格を正常に成長させる目的もあります。そのため、当院では「お口の成長」を目的とした矯正治療を行っています。矯正歯科治療を専門に行う歯科医師が治療を担当しますので、お気軽にご相談ください。

当院の
小児矯正歯科の特徴

骨格(顎)の成長を促す治療

骨格(顎)の成長を促す治療

歯並びが悪くなる代表的な理由は、歯が並ぶスペースがないことが挙げられます。

そのため、骨格(顎)の成長を促す矯正治療を行うことで、歯が並ぶスペースを作ることができます。骨格(顎)の成長には年齢が関係するため、お子様の成長期を逃さないよう、最適な時期に合わせた治療を心がけています。

すべて当院だけで完結

すべて当院だけで完結

当院は総合歯科医院です。矯正専門クリニックとの違いは、矯正治療以外の治療や処置にも院内で対応することができる点です。
歯のクリーニングやむし歯の予防はもちろん、万が一むし歯ができてしまった場合の治療まで、一貫して当院で対応可能です。トラブルが起きた際も複数のクリニックを受診いただく必要がなく、当院におまかせいただけます。
また、患者様のお口の状態や検査結果、治療経過などを一元管理することにより、より適切な治療計画をご提案できるよう心がけています。お口のお悩みはどのようなことでも当院でご相談ください。

幅広い矯正装置に対応

幅広い矯正装置に対応

お子様の歯並びの状態や、永久歯への生えかわりがどの程度進んでいるかによって、適切な治療開始の時期が異なります。

乳歯が残っている時期に早めに治療を始めた方が有利になったり、永久歯に生えかわるまで待って治療を始めた方が効率的に進められたりする場合があります。

また、顎の骨の成長を利用した治療を行う場合は、成長期の段階に合わせて装置を選択することが重要です。どのような治療の選択をすべきかは個人によって変わりますので、当院ではしっかりと精査を行った上で、その時点のお口の状況に合った矯正装置のご提案をいたします。

小児矯正歯科を始める
タイミング

上顎は10歳ごろまで成長し、下顎は15歳〜18歳ごろまで成長します。

骨格の成長という観点では、小児矯正のタイミングは10歳までを目安に検討いただくのがよいのではないかと思います。

ご相談いただくタイミングとしては、小学校に入学される7歳ごろを目処にご来院いただければ、顎の成長を見ながら適切な治療開始時期をご提案することができます。

小児矯正歯科を始めるタイミング

小児矯正歯科のメリット

  • 歯が生えるスペースを作ることができる
  • 骨格の健全な成長が期待できる
  • 「お口ポカン」や舌で歯を押すなどの悪習癖を改善できる
  • 舌のおさまり場所ができるため、舌が落ち込むことによる口呼吸を予防できる
  • 歯列が整うため清掃性が高くなり、むし歯の予防につながる

小児矯正歯科のデメリット

  • 自由診療である
  • 慣れるまで嫌がる可能性がある
  • 装置の使用条件を満たさないと計画通りに治療が進まない可能性がある

小児矯正歯科で
用いる装置

拡大床装置

拡大床装置

ブラケット(ワイヤー)装置

ブラケット(ワイヤー)装置

など、さまざまな矯正装置に対応しております。

使用する矯正装置は、年齢や目的によって変わってきます。矯正担当医と相談の上、効果の高い装置を選択いただければと思います。

まずは矯正相談から
始めましょう

お子様の矯正については、まず相談から始めましょう。

矯正治療は自由診療になるため、十分にご納得いただいてから治療を開始することが大切だと思っています。当院では無料で矯正相談を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

まずは矯正相談から始めましょう

矯正治療の費用

相談〜診断費用
相談料(初回) 無料
相談料(2回目以降) 3,300円~
検査・診断料 38,500円~
再診断料 16,500円~
矯正治療費用
プレ矯正 55,000円~
乳歯・混合歯列期 440,000円~
永久歯列期 880,000円~
混合歯列期からの移行 440,000円~
限局矯正 220,000円~/本
処置料 5,500円~
装置の破損・紛失による再製作 33,000円~
装置およびオプション
審美加算(上のみ) +110,000円~
審美加算(上下) +165,000円~
矯正用インプラント 33,000円~/本

※価格は税込みです。

Page top