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歯周病とは一体どんな病気?

「日本人の成人の約80%が歯周病にかかっている」
「日本人が歯を失う原因の第1位は歯周病」

このようなデータがあることをご存じでしょうか。

歯周病は、歯周病菌による細菌感染によって、歯肉(歯ぐき)や歯を支える骨(歯槽骨)が徐々に溶けてしまう病気です。
初期段階ではほとんど痛みがなく進行するため、気づいた時には重症化していることが多いのが特徴です。

◎歯周病の原因 

歯周病の主な原因は、プラーク(歯垢)の中に潜む歯周病菌です。

プラークが歯と歯肉の境目にある歯周ポケットに入り込むことで炎症が起こり、歯周病が始まります。
さらに、プラークを放置すると歯石へと変化します。歯石は表面がザラザラしており、細菌が付着しやすいため歯周病をさらに悪化させます。

痛みが出にくいため、歯肉の腫れや出血、口臭などの症状が現れた時には、すでに歯を支える骨が溶け、歯がグラグラしているケースも少なくありません。重症の場合、抜歯が必要になることもあります。

◎歯周病の進行段階

歯周病は進行度によって、大きく4つのステージに分けられます。

・ステージ1:歯肉炎(歯周ポケット〜3mm)

プラークによって歯肉が腫れ、歯磨き時に出血することがありますが、歯槽骨への影響はありません。
この段階であれば、正しい歯磨きと歯科医院でのクリーニングにより健康な状態に改善可能です。

・ステージ2:軽度歯周炎(歯周ポケット4〜5mm)

炎症が進行し、歯槽骨が少しずつ溶け始めます。
歯と歯肉の間に歯周ポケットが形成されます。

・ステージ3:中等度歯周炎(歯周ポケット4〜6mm)

歯周ポケットがさらに深くなり、歯根部分に歯石が付着します。
口臭、知覚過敏、歯のぐらつき、歯磨き時の痛みなどの症状が現れることがあります。

・ステージ4:重度歯周炎(歯周ポケット6mm以上)

歯槽骨の半分以上が溶けた状態です。
歯の強い動揺、出血や膿が出るなどの症状があり、抜歯が必要になるケースが多く、放置すると自然に歯が抜け落ちることもあります。

◎歯周病は全身疾患とも深く関係しています

歯周病はお口の中だけの問題ではありません。
歯周病菌や炎症物質が血管や気道を通じて全身に広がることで糖尿病、心疾患、脳血管疾患

などの全身疾患のリスクを高めることが分かっています。

つまり、歯周病予防は全身の健康維持にもつながる重要なケアなのです。

◎歯周病を予防するための3つのポイント

① 正しい歯磨き(セルフケア)

毎日の歯磨きでプラークをしっかり除去することが基本です。
歯ブラシだけでは落としきれない歯と歯の間は、デンタルフロスや歯間ブラシを併用しましょう。
仕上げに洗口液を使うことで、細菌の増殖抑制にも効果的です。

② 生活習慣の改善

歯周病予防には、生活習慣の見直しも欠かせません。

・よく噛む食事で唾液分泌を促進(唾液の自浄作用)

・ストレス管理(免疫力低下・歯ぎしり防止)

・禁煙(血流改善・重症化予防)

特に喫煙は歯周病を悪化させる大きな要因です。
出血しにくいため自覚症状が出にくく、気づいた時には重症化していることもあります。

③ 定期的な歯科検診

歯周病は初期症状がほとんどありません。
定期的に歯科医院で検診を受け、早期発見・早期治療を行うことが大切です。
また、セルフケアでは除去できない歯垢や歯石をプロのクリーニングで取り除くことで、歯周病予防につながります。

◎当院の歯周病治療について

当院の院長は、日本歯周病学会 認定医です。
中等度から重度まで進行した歯周病に対しても、歯周外科治療を含めた専門的な治療に対応しています。

歯肉の腫れ・出血・口臭・歯のぐらつきなど、少しでも気になる症状があれば、お気軽に田町芝浦おだなか歯科クリニックにご相談ください。またご予約はTELまたはWEB(24時間)にてお取りください。

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