マウスピース矯正とは?
歯の矯正といえば皆さん思い浮かべるのはワイヤー矯正が多いかと思います。ワイヤー矯正はどうしても表側にワイヤーがくるので見た目が気になったり、裏側のワイヤー矯正もありますが治療期間の長期化、発音のしづらさ等も治療期間中は考えられます。
そして近年、注目されているマウスピース矯正とは一体どういうものなのかを、お話ししていこうと思います。
マウスピースと聞くと就寝時つけるナイトガードと呼ばれるマウスピースを想像される方が多いと思います。マウスピース矯正で使うマウスピースはナイトガードに比べて、とても薄くわずか0.5mmの薄い透明のマウスピースを使用しています。この薄いマウスピースで歯並びや噛み合わせを矯正していきます。
〜治療の流れ〜
まずはじめにレントゲン撮影や口腔内スキャンなど、詳細な検査を行います。これらのデータをもとに、最適な治療計画を立案します。
そして矯正用マウスピースを作製し、患者様ご自身で順番にマウスピースを装着していただきます。
マウスピースの装着は1日20時間以上の装着をしていただき7日間~2週間毎に交換していただきます。お仕事やイベント等で20時間以上つけられない日があってもその分期間を長めにつけていただければ問題ありません。
1つのマウスピースで約0.25mmの移動が可能なので約4枚目から前歯辺りの変化が現れ、約3ヶ月(14枚目位)後位には目に見える変化が現れるケースが多いです。
定期的な診察でお口の写真やスキャンデータを確認することで歯の移動を実感しやすくなります。
〜マウスピース矯正のメリット〜
・治療開始前に歯がどの様に動くか、最終的な歯並びがどうなるのかを3Dでシュミレーションもできるので検査結果を見てから矯正をスタートすることができます。
・口腔内スキャナーと呼ばれる小さな機械でお口の型取りを行うので、従来の粘土状の印象材での型取りが苦手な方でも大幅に負担を減らす事ができます。
・薄くて透明なのでワイヤー矯正よりも透明で目立ちにくく審美性が高いのも魅力のひとつです。
・ワイヤー矯正だと治療期間中は歯ブラシが難しくなり、むし歯や歯ぐきの炎症のリスクがありますがマウスピース矯正は取り外しが可能なため歯磨きやフロス、歯間ブラシも普段通りにケアしていただけます。
・ワイヤー矯正に比べて口内を刺激する痛みが少なく、口内炎の心配も殆どありません。金属も不使用なので金属アレルギーの心配もありません。
・矯正中でも結婚式や写真撮影等大切なイベントに合わせて一時的に装置を外すこともできます。(※事前にご相談ください)
・約2週間毎に新しいマウスピースに交換していくため、ワイヤー矯正より通院回数を減らせる場合があります。(例:1〜3ヶ月程度)
・スポーツや楽器演奏(管楽器)をされている方でも取り外しが可能なため普段の生活に支障が少ないです。もちろん装着したままでもサッカーや野球などの接触プレーしても可能です。
・ワイヤー矯正だと歯を並べるために歯を抜くケースがよく見られますが、マウスピース矯正だとIPR(歯間ストリッピング)という歯と歯の間をわずかに削る処置ですむ場合があります。※IPRをする数は症例によります。稀にしみる症状がでる場合もありますがその場合は知覚過敏処置を行います。
〜デメリット〜
・数種類のマウスピースが用意されるため自己管理が必須です。番号が書かれた袋に入ったマウスピースを順番につけていくだけですが、まれに古い番号のマウスピースと混ざってしまったり、マウスピースをテッシュに包んでゴミと一緒に間違えて捨ててしまう事もあります。専用のケースをお渡ししますので外した際は洗ってケースに入れて保管しましょう。
・お食事の度にマウスピースを外す必要性があります。マウスピースをつけたまま飲食ができない(破損、着色汚れ等の対策により)のでお食事の度外す必要があります。お水は装着したまま飲んでいただけます。
・発音への一時的な影響がある場合もあります。初めてマウスピースを装着する際は発音に影響が出ることがあります。特にサ行やタ行などの発音が少し不明瞭になることがありますが1週間程度で慣れて改善してきます。
・症例によってはマウスピース矯正が不可能な場合もあります。歯列の状態によっては難しい可能性もあり、抜歯してから行うケースになることやワイヤー矯正と併用するケースもあるので歯科医師との相談が必要です。
当院では世界シェア率ナンバーワンのインビザラインやトリムラインという設計で保持力が強く効率的に矯正していくクリアコレクトの2種類を使用しております。
マウスピース矯正が気になる方、まずは田町芝浦おだなか歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。


