なぜ虫歯はできるの?
毎日、気をつけて歯磨きをしていてもなぜ虫歯になってしまうのでしょうか。
今回は虫歯になる仕組みや虫歯になりやすい人の特徴についてお話します。
そして、その仕組みを知る事で虫歯予防に繋げていけたらと思います。
◎虫歯はどのようにできるのか
口腔内にいる細菌(主にミュータンス菌)が、歯の表面についた歯垢に付き、食べ物などに含まれている糖分を栄養源として歯を溶かす酸を作ります。この酸が歯のエナメル質を溶かすことで虫歯が進行します。

①細菌:お口の中には常に細菌が存在しています。その中でも虫歯の原因とされているのがミュータンス菌です。
→できる限り原因となる菌を減らすことが重要!
日常的にフロスや歯間ブラシを使用した丁寧な歯磨きに加え、定期的な歯科医院でのクリーニングで対策しましょう。
②糖分:糖は細菌の栄養源です。糖分の入った食べ物や飲み物を頻繁に摂取することは虫歯になるリスクを高めます。
→糖質を多く含む甘いお菓子やジュースをなるべく控えるようにすることで対策しましょう。
③歯の質:歯質には個人差があり、歯の表面を覆っているエナメル質がもともと強い方もいれば、弱い方もいます。エナメル質が強いほど酸に対する抵抗力が高くなるため虫歯になりにくいと言われています。
→ フッ素を活用!
日常的にフッ素の入った歯磨き粉や洗口液を使用することで再石灰化(エナメル質の修復)や歯のエナメル質を強くします。予防効果が期待できます。
④時間:食後、歯を磨かずに放置すると、細菌が長時間酸を生成し続けることになるため虫歯になりやすくなります。
→ 間食は時間を決めて、ダラダラ食べを控えましょう。また食後の歯磨きを徹底し、糖分が口に中に残る時間を短くしましょう。
虫歯は「細菌」「糖分」「歯の質」「時間」の4つの要素が揃うことで発症します。
つまり、この4つの要素の重なる面積が小さければ虫歯になる可能性は低くなると言えます。
さらに、唾液が少ないと虫歯になりやすいとも言われています。
唾液には次のような効果があります。
①再石灰化作用
唾液に含まれるカルシウムイオンとリン酸イオンが歯の表面を覆うエナメル質を再生し歯を修復します。
これにより初期の虫歯であれば自然と回復していきます。
②抗菌作用
唾液には食べ物に含まれる雑菌を分解する作用があり、増殖を抑えます。
③緩衝作用
食事などで酸性に傾いた状態の口内を唾液によって中和することが出来ます。中性に近づくことで菌の働きを抑制します。
④洗浄作用
歯に付着した食べかすなどを洗い流し、口内にとどまるのを防ぎます。
このような効果があるため唾液が少ない方は、より注意が必要となります。
唾液を増やすためには以下のこと気をつけることで改善が期待されます。
・食事の際はよく噛むようにする
・意識して水分を摂る(糖分を含むものは避ける)
・口呼吸ではなく鼻呼吸を意識する
虫歯になる仕組みや虫歯になりやすい人の特徴をご紹介しましたが、日頃から生活習慣を意識していただくことで、今までより虫歯になるリスクを下げることに繋がります。
日頃のご自宅でのセルフケアと歯科医院での定期検診で虫歯を予防しましょう!
田町芝浦おだなか歯科クリニックでは24時間WEB予約またはお電話でもご予約受付ておりますのでお気軽にご連絡ください。

